熊手

前回(蝶々)、前々回(鹿)と続いて次は猪でイノ・シカ・チョウ完成だろうと予想していた人は、サマー・ウォーズの見すぎです。残念、今回は熊でござる。今年は日本列島いたるところの山村で熊が悪さをはたらいているようですが、そんな熊事情はUSインディ畑にもあてはまるようで、これがその証拠映像。

さて、この抱腹絶倒映像にいったい何頭の熊が出没したでしょう?ってのはいいとして、MGMTの連中とは高校時代のクラスメートというBEAR HANDSのデビュー・アルバムが熱いです。ブルックリン臭がプンプンするインディ・サイケあり、ディスコ・パンクっぽい楽曲もあり、軽いノリのローファイ・ポップあり、なかなか楽しめる一品。エレクトロニカに頼らず、あくまでバンド・サウンドでまとめあげている点やダラダラ長い曲がないのもいいところ。ジャケットだけはもう少し何とかならなかったのかと思うけれど、そこまでクリアされると優等生すぎるので、これはご愛嬌。いまは輸入盤しかないけれど、しっかりしたプロモーションさえつけば、それこそMGMTやTHE DRUMSみたいに日本でもウケると思う。それにしてもこのビデオ……もっかい見よ。

Burning Bush Supper Club

Burning Bush Supper Club